9月24日にフランス・コンピエーニュ競馬場の3R・3歳未勝利(芝1600メートル)に出走したジャックオダモ(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ウートンバセット)は2着だった。

 アレクシ・プーシャン騎手=フランス=との初コンビ。

最後の直線では外ラチ沿いに進路をとり、しぶとく脚を伸ばしたが、クリスチャン・デムーロ騎手が騎乗したサラムドバウィにわずかに及ばなかった。

 同馬はアイリッシュチャンピオンS(6着)の後の検査で、ぜん息(炎症性下気道症候群)と、中程度の肺出血(EIPH運動誘発性肺出血)が判明したシンエンペラー(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)の欧州遠征に帯同していた。

 日本での成績は7戦全て芝2000メートル以上を走り、最高着順は5着。初めてのマイル、フランスの重い馬場に対応し、見せ場十分の走りだった。

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