2023年の大阪杯を勝ったジャックドールの全弟、クラウンインジエア(牡2歳、栗東・藤岡健一厩舎、父モーリス)が27日の阪神5R(芝2000メートル)でデビューする。

 ゲート試験合格後の放牧を経て、8月中旬から1か月半にもわたる乗り込みを消化。

今週の栗東・CWコースでは実戦でも騎乗する高杉吏麒騎手=栗東・フリー=が手綱を執り、ロードトレイル(4歳3勝クラス)を3馬身追走し、5ハロン67秒4―11秒4で併入に持ち込んだ。

 高杉騎手は「少しずつ、良くなってきています。今週でもしまいに余裕があったし、馬場の悪いところでもしっかり動けていました。気性は基本的におとなしいです。この仕上がりで、どれくらい実戦で動けるかですね」と評価した。阪神の芝2000メートルは大阪杯と同じ舞台。しっかりと態勢を整え、初陣に臨む。

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