19年のクイーンエリザベス2世Cと香港カップを制したウインブライトの半弟という血統馬のウインスターリング(牡2歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父シルバーステート)が9月25日、初めて兄の主戦も務めた松岡正海騎手を背にして追い切りを行った。美浦・Wコースで5ハロン68秒9―11秒6を馬なりでマークして、追いかけた僚馬に併入してフィニッシュした。
9月12日に美浦でゲート試験に合格して、現時点では追い切りを進めていった感触でデビュー時期を検討していく。畠山調教師は「まだトモ(後肢)が緩い感じで坂路だと動けていないが、フラットなコースだと今日も思ったよりも動けていた。追い切りを重ねていって、変わっていってくれたら。体がしっかりしてくれば、走ってくれると思います」と期待を込める。