卓球・WTTスマッシュ中国が、きょう25日に開幕する。WTTの最上位カテゴリーにあたる「グランドスマッシュ」。

前回のヨーロッパスマッシュ(スウェーデン)では張本美和(木下グループ)、大藤沙月(ミキハウス)が女子ダブルスで準優勝と奮闘した一方、全体で見ると日本勢の前にはことごとく中国勢が立ちはだかり、終わってみれば5種目中3種目で中国が優勝している。

 越えられそうで越えられない王国の壁―。打倒・中国は簡単ではないが、今大会も日本勢は張本智和(トヨタ自動車)、全日本選手権覇者の松島輝空(木下グループ)、早田ひな(日本生命)ら、最強布陣で臨む。そんな日本勢を支えるのが「ニッポンの食」。卓球日本代表トップパートナーの全農が、海外でも普段通りの力を出せるように多くの商品を用意。パックごはん、フリーズドライのみそ汁、全農の商品ブランド「ニッポンエール」のドライフルーツなどが提供された。

 男子シングルス&ダブルス、混合ダブルスに出場予定の松島は「遠征先でもお米をはじめ、日本食を食べるとパワーが出ます。エネルギーを確保して試合に臨みたい」とコメント。女子シングルス&ダブルスにエントリーした長崎美柚(木下グループ)も「朝食時におみそ汁を飲むと、ほっと心も体も温まります。いただいた食品で心身のコンディションを整えて頑張ります」と食を味方に好戦を約束した。

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