FC東京の元デンマーク代表DFアレクサンダー・ショルツが25日、小平グラウンドでの練習後に行われた英語学習体験プログラムのイベントに参加した。このイベントは、TOEICを実施する一般財団法人・国際ビジネスコミュニケーション協会が主催し、プロサッカー選手に「英語でインタビュー体験」をするというもの。

英語学習者の参加者3人がショルツに英語でインタビューを行った。

 普段聞かれているサッカーのことだけでなく、日本での生活や重圧の克服法、困難に直面した際の乗り越え方などを語ったショルツ。浦和でも約3年間プレーし、自身も日本語が堪能なセンターバックはイベントを終えると、「とても楽しかったです。実際私も語学(日本語など)の勉強をしてきていたので、彼女たちが抱えている悩みは昔自分が感じていたものと同じでした。自分自身も10年以上、語学を勉強していて、自分にも仕事がある中でボーナスのような形で捉えています。多くの人と話すことができるようになったので、一番は自信を持つことが大事だと思います」と有意義な時間だったと振り返った。

 参加者から、ショルツが欧州でプレーしていた時、CLでリバプールを相手にPKで得点したことも質問され「リバプールファンの女性が自分が点を決めたことを覚えていてくれて、うれしかった」と笑みを浮かべた。

 国際ビジネスコミュニケーション協会では、10月19日の「TOEICの日」を記念し「RESTART with TOEIC Tests」と題して、再出発を応援する英語学習プログラムを実施している。

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