大相撲 ▽秋場所12日目(25日、東京・両国国技館)

 西十両筆頭・欧勝海(鳴戸)が、同6枚目・東白龍(玉ノ井)を下して9勝目。来場所の新入幕へ大きく前進した。

相手の引き技を警戒しつつ、冷静に押し出し。「今日は直前まで立ち合いをどうするのか悩んだが、いい相撲で体が動いた」と振り返った。

 来場所の新入幕に大きく近づく白星にも「こんなに頑張っても、上がれなかったらどうしようと思ってしまう。最悪の最悪を考えている。あと3番。少しでも勝っていきたい」と話した。

 今場所は得意の左四つだけでなく、突き押しも光るが「意識しているというよりも無意識。場所前のてっぽうが良かったのかな」と笑顔を浮かべた。

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