十両・嘉陽、中高大、二所ノ関部屋の同級生・白熊を下し３勝目　もろ差しからの速攻に「中に入ろうと思っていた」
嘉陽は白熊を押し倒して３勝目（カメラ・越川　亙） 画像（1枚）

◆大相撲　▽秋場所１２日目（２５日、東京・両国国技館）

　東十両６枚目・嘉陽（中村）が、同９枚目・白熊を押し倒して、３勝目を挙げた。もろ差しから一気に走る速攻に「中に入ろうと思っていた」と振り返った。

　嘉陽と白熊は中、高、日体大、昨年６月の中村部屋新設まで二所ノ関部屋で約１２年ともに稽古を積んできた同級生。これまでも十両で２度対戦があり、いずれも嘉陽がもろ差しから速攻で連勝していた。「あの形になれればいいが、なれないと負ける」と話した。

　ここまで３勝９敗と苦しい土俵が続くが「勝っても負けても次の日のための準備をしている。負けたからといって変わらない」と語った。

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