◆米大リーグ マーリンズ4―0メッツ(28日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)
メッツが公式戦最終日の28日(日本時間29日)、敵地でマーリンズに0―4で敗れ、ポストシーズン進出を逃した。再調整のため傘下3A所属となっている千賀滉大投手が、地元メディアの取材に応じて今季を総括した。
千賀は6月12日(同13日)のナショナルズ戦でベースカバーに入った際に右太ももを肉離れし、負傷者リストに入った。負傷前は13戦で7勝3敗、防御率1・47。だが復帰後は防御率5・90と悪化。チームからマイナーでの再調整を打診され、受け入れた。
千賀は「ケガをして以降、自分の体が思うように動かなくなったとすごく強く感じた。それも結果に出てしまった部分もあって、なかなか最後の方は苦しいシーズンだった。後半1か月は役に立たなかった。色々思うところがある」と語った。「自分の体を、また一から作り直す気持ちでやりたい。前は良かったとかそういうふうに求めるんじゃなく、ケガした後にまた体は変わってると思うので、そこを前向きに捉えていきながら、しっかり自分を強くして、いいパフォーマンスが来年出せるように準備したい」と厳しい表情だった。