29日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)では、前橋市の小川晶市長が市幹部職員の既婚男性とラブホテルで複数回面会していたと報じられた一件を報じた。
番組では、市議会側が意見書を提出し、小川市長の回答を求めるという最新の動きを報じた。
それを受けてコメンテーターで出演の元財務官僚でニューヨーク州弁護士の山口真由氏は「私はここは徹底的に小川市長の側に立ってみようと思って考えてみるとですよ」と前置きすると「まず、保守王国・群馬ですよ。周りはみんな保守。前回の市長選挙は保守分裂選挙の中で敵の敵は味方ということで敵を味方につけて、リベラルのエースとして(小川氏は)当選しました。でも、周りは敵ばっかり。最大会派もそうですし、自民党会派だけで過半数超えてます。で、誰にも分からない形で自分の側近と密談をしたいと。そういう時に前橋にも地下から上がれるホテルがちょうどありましたと。手前にはちょうどソファーとテーブルがあるじゃないかと。ここで打ち合わせしようと。あっ、偶然、ラブホテルだったと、なんと、ラブホテルだったことを忘れていたということはあり得ないですかね」と小川市長“擁護論”を展開した。
しかし、共演のお笑いタレント・大久保佳代子は「無理ですね。だいぶ無理が…」と瞬時に一刀両断。
同じくタレント・ユージも「百歩譲って普通のホテル、ラブホテルじゃないホテルだったら…。それでも10回以上、同一人物とは厳しいと思うけどね」と同調した。
アディーレ法律事務所の正木裕美弁護士が「山口さんご自身がもし(小川氏と)同じ立場だったら同じことをされますか?」と問いかけると、山口氏は「えっ? 私? 考えたこともなかったですけど…」と腕組みした上で「相談をラブホテルで? しないね~。しないわ」と即座に自説を否定していた。