オリックスは29日、岸田護監督と来季の監督契約を締結することを発表した。
岸田監督は2019年に現役を引退し、翌20年より2軍投手コーチに就任。
3月28日の開幕戦・楽天戦(京セラドーム大阪)では、79年の梶本以来となる、チームの新人監督の開幕戦白星。4月3日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、優勝した23年以来の首位タイに浮上した。4月13日の楽天戦(楽天モバイルパーク)では、フランチャイズ制が施行された52年以降のプロ野球新記録となる、開幕から敵地8連勝。両リーグ最速で10勝に到達した。
だが、5月11日のソフトバンク戦(京セラドーム大阪)に敗れて首位の座を日本ハムに明け渡すと、その後は2位と3位を往復。7月3、4日には再び首位に躍り出たが、同13日以降はソフトバンク、日本ハムの2強に引き離され、3位から浮上することができなかった。
9月15日のソフトバンク戦(京セラドーム)に敗れ、今季128試合目にして2年連続でのV逸が決定。同18日には3位以下が決まった。それでも、開幕3戦目以降は貯金を死守。