阪神は29日、原口文仁内野手(33)が今季限りで現役引退することを発表した。近日中に会見を行う。

原口本人も自身のXで「支えてくださったファンの皆様、球団、仲間、家族に心から感謝します。次のステージで、野球と社会に恩返ししていきます」などとつづった。

 09年のドラフト6位で入団。12年オフに育成選手となり、16年途中に支配下へ復帰した。18年は代打で球団最多タイのシーズン23安打を記録。19年1月には進行程度「ステージ3b」の大腸がんの手術を受けて同年6月に復帰した。同学年の岩崎は「ひたむきな努力が印象深い。病気と戦っていた時もありましたし、自分が力をもらうこともありました」とねぎらった。

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