ミキハウスの高橋優貴投手(28)が6回1/3を無失点と力投し、公式戦初白星をつかんだ。1点リードの7回1死一、二塁で左足がつり「チームに迷惑をかける」と無念の降板。

ベンチで勝利を祈った。2年連続で日本選手権出場が決定。昨年まで巨人に在籍した左腕は「みんなに助けられた。勝ててほっとした」と目を潤ませた。

 8回から登板した桜井俊貴投手(31)は巨人時代からの先輩。2回無失点で試合を締めた。予選で2勝を挙げた右腕は「高橋は泣くのが早すぎる。日本選手権で勝たないと」と笑顔。冗談交じりにイジられた高橋優も「目標はベスト8。みんなで一つでも多く勝ちたい」と涙を拭い、決意を新たにした。

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