パ・リーグ 西武2―0ロッテ(29日・ベルーナドーム)

 痛恨の一発にロッテ・石川柊太投手が泣いた。2回、先頭のネビンにカウント2―0から投じた143キロの速球が真ん中へ。

左翼席へ運ばれた。「やってはいけない1球だったというのはあります」と悔しがった。6回、1死満塁としたところで八木へバトンを託したが7安打、2失点で降板した。

 今季、ソフトバンクからFAで移籍してきた右腕だったが、期待されながら4勝7敗でシーズンを終えることになりそう。「どれぐらい試合を作れたかというところで、やっぱりビックイニングが目立ったシーズンでしたし、そこで自分の中での難しさというか投球で思うところというのはすごくあった。次につなげられるようにしていかないといけないし、責任感を感じながらやらないといけない」と来季の巻き返しへ視線を向けていた。

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