米大リーグは29日(日本時間30日)、各選手の傑出したパフォーマンス記録もまとめて発表した。
◆大谷の55―55 ドジャースの大谷翔平は2024年に50本塁打&50盗塁をマークしたが、今季は同じシーズンに投手として50本塁打を放ち、50奪三振を記録した史上初の選手となった(最終的には55本塁打、62奪三振)。
◆7人の30―30 今季は史上最多の7人の30本塁打&30盗塁達成者が誕生。メッツはソトとリンドアの2人、ダイヤモンドバックスのキャロル、ヤンキースのチザム、ガーディアンズのラミレス、カブスのクローアームストロング、マリナーズのロドリゲス
◆50本塁打以上4人 マリナーズのローリー(40)、フィリーズのシュワバー(56)、大谷翔平(55)、ヤンキースのジャッジ(53)と50本塁打以上4人は1998年、2001年に並ぶタイ記録。うち、大谷とジャッジは2年連続を記録した。
◆ローリー快挙 マリナーズのローリーの60本塁打はア・リーグ4人目の大台。主に捕手を務めての60本、捕手出場での49本、スイッチヒッターの新記録などの記録ラッシュ。
◆ジャッジの偉業 初の首位打者となったヤンキースのジャッジは打率のほか出塁率、長打率でもリーグ首位となった「3冠」。球団拡張となった1961年以降ではブレット、ウォーカー、ボンズ、カブレラに次いで5人目。
◆カーショー有終の美 ドジャースのカーショーが11勝2敗の好成績を残して引退を表明。通算223勝96敗(勝率・699)で、100敗未満の中では、ギドリー(通算170勝91敗)、コーファックス(通算165勝87敗)を大きく上回る白星だった。
◆防御率1点台 パイレーツスキーンズが防御率 1・97を記録。23歳以下の投手では1985年のメッツのグッデン以来の快挙となった。