◆JERA セ・リーグ 巨人―中日(30日・東京ドーム)

 巨人・田中将大投手(36)が史上4人目の日米通算200勝を懸けて、30日の中日戦(東京D)に先発する。試合前は約45分、笑顔をまじえてグラウンドで体を動かした。

 午後2時前、リュックを背負ってベンチからグラウンド入り。中堅後方に設けられた投手陣の練習エリアに合流。投手陣全体のウォーミングアップでは時折、笑顔も見えた。その後は個別で、中日先発マラーと同じ左腕を相手にバント練習も敢行。約30メートルの距離のキャッチボールを行い、感触を確かめた。グラウンドから引き上げる際には投手陣から大きな拍手が送られ笑顔を浮かべた。

 田中は偉業に王手をかけてから3試合足踏み。前回は21日の中日戦(バンテリンD)に登板し、6回途中5失点で4敗目を喫した。中8日での登板へ「投げる試合に勝つために目の前のやるべきことをやる。そしたら結果が後からついてくると思う」と意気込んでいる。

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