◆JERA セ・リーグ 巨人4―2中日(30日・東京ドーム)
巨人の田中瑛斗投手が3番手で登板し、1/3回を4球で無失点に封じた。
3―2の7回。
田中瑛はこの日のマウンドについて「コールされたときに会場がわいてくれて、違った雰囲気というか、将大さんの200勝に向けて一致団結している感じがあった。その気持ちもあったし、大勢のホールドとか、ライデルのセーブ王もかかってたり、色々今日はとんでもない日だったので(笑)投げた僕は将大さんの200勝に携わりたいって思っていたので、良い場面でまわしてくれてありがとうって思いです」と語った。
ただ一方で重圧も感じ「人生で一番緊張しましたけど、そういう経験できる人数は少ない。なので楽しもうって思いと、本当に抑えるって気持ちで」とマウンドに立ったことを明かした。
試合終了直後には大勢らと田中将に祝福のウォーターシャワーをかけた。「あれは大勢発案で、『いくか!』みたいになって『どのタイミングでいく?』ってなったんですけど、いいや!ってとりあえずかけて、でもまさかその後に200勝のボードが来たり、ここぞの写真が来るとは思わなかったので、そこまで考えてなかったんでびしょびしょな状態にしてしまってちょっと申し訳なかったです」と頭を下げながらも、レジェンド右腕の偉業達成を喜んでいた。