世界ボクシング協会(WBA)は9月30日(日本時間10月1日)、最新の世界ランキングを発表。元世界4階級制覇王者の井岡一翔(36)=志成=が、バンタム級9位にランクインした。
井岡は今年5月、東京・大田区総合体育館でWBA世界スーパーフライ級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)と再戦。10回にダウンを奪ったが、0―3の判定で敗れ王座返り咲きはならなかった。
井岡は現役続行を示唆しており、大みそかに計画されている所属ジム主催興行で再起戦に臨むことが有力だ。
WBAバンタム級は、正規王者がアントニオ・バルガス(米国)、暫定王者が世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)、休養王者が堤聖也(角海老宝石)。
ランク1位は那須川天心(帝拳)で、2位・比嘉大吾(志成)、3位・井上拓真(大橋)、4位・増田陸(帝拳)と日本人選手が上位を独占している。