◆米大リーグ ヤンキース11x―10エンゼルス(13日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 エンゼルス・菊池雄星投手(34)が13日(日本時間14日)、敵地・ヤンキース戦に先発し、3回1/3を4安打4失点。今季4度目の先発マウンドでも初勝利は遠く、防御率7・50に悪化した。

試合はヤンキースが9回逆転サヨナラ勝ちで連敗を5で止めた。

 初回は試合前の時点で打率2割1分8厘と“スロースタート”となっていたヤンキースのA・ジャッジ外野手(33)に5号先制2ランを献上。2回には8番カバジェロに今季1号の2ランを浴びた。3回にはグリチェクのホームラン級の大飛球を中堅・トラウトが好捕するなど味方が左腕を盛り立てたが、3回までに75球を要した。ジャッジに浴びた一発は打球速度116・2マイル(約187キロ)で、MLB公式サイトのS・ラングス記者によると、今季のメジャーの本塁打の中で最も速い本塁打だった。

 エ軍打線が4点を奪って同点とした直後の4回は1死からゴールドシュミットにこの日4つ目の四球を与え、初回に一発を食らっているジャッジを迎えたところで降板。2番手アンダーソンがジャッジを空振り三振に仕留めるなど後続を抑えたため、菊池の黒星の可能性はなくなった。

 3月にはWBCに初出場した今季の菊池は、この日まで3試合で0勝2敗、防御率6・75だった。7日(同8日)の本拠地・ブレーブス戦では日本人投手では史上6人目の通算1000投球回を達成したが、5回6安打4失点で自身2連敗となっていた。

 壮絶な打ち合いとなった試合は6回にトラウトが出場14試合ぶりとなる3号3ランで同点。しかし、直後にジャッジが今季初の1試合2発となる6号ソロで勝ち越した。だが、エンゼルスは7回にまたまた追い付くと、8回にはトラウトが今季初の1試合2発となる4号2ランで勝ち越し。

それでも、ヤンキースは2点を追う9回に3得点。グリシャムもこの日2発目となる2号2ランで10―10に追いつき、最後は無死二、三塁からマクマーンが四球を選んだ球がロマノの暴投となり、サヨナラ勝ちとなった。

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