卓球の世界選手権団体戦(28日開幕、英ロンドン)に臨む日本代表が14日、都内で事前合宿を公開した。世界ランクで日本女子トップ6位の17歳・張本美和(木下グループ)が、悔し涙を流した前回24年釜山大会銀メダルの雪辱を誓った。

 多くの報道陣が台の周りに集まった中、張本は早田ひな(日本生命)を相手に両ハンドで力強く打ち抜いた。自身2度目の団体戦へ「今回は金メダルしか目指していない。2年前の決勝戦は私の中で忘れられない貴重な経験になりました。絶対にその経験を生かさなければいけないと思いますし、同じ過ちは二度繰り返さない」と強い覚悟をにじませた。

 前回24年釜山大会では、世界1位・中国との決勝で2試合に起用されたが、2つの黒星を喫し、早田の胸で涙を流した。第1試合でシングルス世界ランク1位の孫穎莎に0―3、2勝2敗で迎えた第5試合では同五輪2連覇の陳夢に1―3で敗戦。中国を追い詰めたが、あと一歩及ばず。張本は「前回はメンタル面でまだ育っていなくてネガティブな思考になっていたことが多かった」と振り返り、今大会へ「腹をくくる時はくくりたい。そこを2年前と比べて経験したので」と成長を示す舞台にする。

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