◆第28回中山グランドJ・JG1(4月18日、中山競馬場・芝4260メートル)

 昨年の当レースでJG1初タイトルをつかんだエコロデュエル(牡7歳、美浦・岩戸孝樹厩舎、父キタサンブラック)は、年末の中山大障害も制し、昨年の最優秀障害馬のタイトルを獲得した。連覇を目指し、Wコースで行われた1週前追い切りは、自己ベストに迫る6ハロン80秒9―11秒5の好タイムをマークした。

 追い切りにまたがった草野太郎騎手=美浦・フリー=には、やや気になる点があるという。「いつもの1週前に比べると、穏やかでした。メンコ(覆面)を外すと荒々しくなるところが、今回はあまりなくて」とこれまでとの違いに触れつつ「あまりネガティブなものではなく、一回使って良くなっているぶん、気持ちに余裕ができているのかな」と前向きに分析した。

 4月いっぱいでの引退を発表した石神深一騎手=美浦・フリー=と競演する最後のJG1。感慨深さは当然あるが、「さすがに譲るわけにはいかないかな」と笑い、勝負師としての一面を見せた。

 昨年は5番人気での勝利だったが、今年は受けて立つ立場。「7歳は障害馬としては老ける年齢ではないですし、頑張ってほしいです。まだ(王座を)譲りたくないです」とプライドをのぞかせる。23、24年のイロゴトシ以来、史上5頭目の連覇へ態勢は整っている。

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