体操の世界選手権(10月17日開幕、オランダ)代表2次選考会、愛知・名古屋アジア大会(9月19日開幕)代表2次選考会を兼ねる全日本個人総合選手権は16日、高崎アリーナで開幕する。

 15日は公式練習が行われ、昨年の世界選手権の床運動で金メダルを獲得した杉原愛子(TRyAS)が、器具の最終確認などを行い態勢を整えた。

「世界チャンピオンになってから国内初の大会になるので、いい意味でたくさんの人にみてもらえて期待をしていただいているのではと思うので、それを原動力というか、力に替えて自分の納得する演技をしたい。特に着地にこだわって練習してきた」と自信をみせた。

 今年の3月末から4月上旬にかけて腰痛を発症した。気持ちは落ちかけたが「やっと先週動き始めた。明日はやるだけって感じ。7割までは回復している。自分のいいパフォーマンスができるように会場を巻き込んで楽しみたいなと思います」と前を向いた。

 昨年はNHK杯を10年ぶりに制すると代表入りした世界選手権では平均台で銅、自身の競技人生を描いたストーリーを描いた床運動では悲願の金メダルを手にするなど、存在感を見せつけた。

 28年ロサンゼルス五輪が約2年後に迫ってきた。そこへの挑戦はまだ明言してはいない。「出たいという言葉ではなくて、前向きに考えたい。オリンピックまでの道のりの大変さを知っているからこそ簡単には言えない弱い自分がいる。

1個1個、目の前にあるものに集中してクリアして、その先がロス五輪だったというのが自分の理想です」と話した。

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