明治安田J1リーグ百年構想リーグの3月度「月間ベストセーブ」が15日に発表され、ウエスト(西)で清水のGK梅田透吾(25)が初受賞した。この日、三保グラウンドで汗を流したストッパーは、「うれしいですね。

自分がそう(受賞する立場に)なったことがないので、なんと言ったら分からないですが、うれしいです」と笑顔を見せる。

 対象となったのは、3月14日の岡山戦で見せた後半22分のシュートストップ。相手DF立田悠悟のゴール左下隅を突いた約30メートルのミドルシュートに横っ飛びし、右手一本で弾き出した。立田とは清水ユース時代の2学年上の先輩で、トップチームでもともにプレーした間柄。試合後には「止めんなよ」と冗談交じりに声をかけられたという。

 一方で、前節の広島戦では1―1から突入したPK戦の末に敗戦。シュート14本を浴びるなど防戦が続く中、FW呉世勲のゴールで先制したが、直後に追いつかれた。「そこで耐えきれないのはGKとして物足りない。もう一つレベルを上げないといけない」と課題を口にした。

 GK陣には鹿島から加入した沖悠哉もおり、定位置争いは激しい。それでも、「絶対的な守護神がいるチームは強いと思うが、それが2人いたらなおいい」と笑顔。自身がユース昇格した2019年以降はGK権田修一(現神戸)がチームに在籍し、絶対的な存在だった期間も過ごしてきた。

(今は)「やっている僕らも不思議なくらい、ここまで切磋琢磨できているのはありがたいこと。試合に出ていない時期の方が長かったので、気を抜かずにやれている」と語った。

 リーグはすでに後半戦に突入。ここまで7試合に出場し、クリーンシートは2試合にとどまる。「まだまだやらなければいけないことは多い」と力を込めた。(伊藤 明日香)

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