障害通算200勝の西谷誠騎手=栗東・中内田充正厩舎=が4月15日、栗東トレセンで改めて現役を引退することを発表した。中山グランドジャンプ・JG1(4月18日、中山競馬場・障害芝4260メートル)で騎乗予定だったレッドファーロ(牡7歳、栗東・松永幹夫厩舎、父ハーツクライ)が、歩様に違和感が生じたため回避することが決定。

14日に同馬が所属する東京サラブレッドクラブのホームページにコメントを寄せ、今月末で騎手人生にピリオドを打つことを表明していた。

 数年前から引退を考えていたといい、「乗り鞍が減ってきて、いざ競馬に乗るとなると、減量も大変。もう(10月で)50歳なので代謝も落ちているしね。モチベーションの維持が難しくなってきた」と決断の理由を説明。「(レッドファーロは)将来のある馬なので、僕の都合(引退)に合わせなくてもという感じ。(最後に)乗らないっていう面白い引退の仕方だね」と最終週を待たず、ステッキを置く意向を明かした。

 1995年にデビューし、今年で32年目。JG1・4勝を含む障害重賞22勝を挙げたジョッキー生活を振り返り、「競馬に後悔は一切ない。けがと減量がなかったら、こういう素晴らしい仕事は一生やれますね。楽しい騎手人生でした」と晴れやかな表情で語った。引退後は栗東・四位洋文厩舎の調教助手として、第二のホースマン人生を歩む。

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