松竹株式会社は14日、取締役会を開き、5月で閉館が決定している大阪松竹座ビル解体工事の着手を決議したと発表した。

 同劇場は、現在の建物の開場から約30年の経過に伴う諸設備の老朽化などにより、解体を決定。

同社は「大阪松竹座(劇場)での興行は2026年5月公演をもって終了し、関係各所との協議及び諸手続きが整い次第、同建物の解体工事に着手することを4月14日開催の取締役会にて決定いたしました」と発表した。

 なお、解体後については、3月31日公表の「大阪松竹座に関するお知らせ」に記載のとおり、新たな文化芸能の発信拠点の実現に向けて取り組むとしている。

 大阪府の吉村洋文知事は4月1日に取材に応じた際、報道陣から大阪松竹座が存続する可能性について問われ「現在の建物については、老朽化もあり、閉館する判断をされています」とした上で、「道頓堀は芝居小屋の文化でありますし、なんとか劇場の機能を残していけないかというのは大阪府市、また松竹に対しても話をしていきました。その結果、劇場機能をなんとか残せないかということで今進めているということです。それも最終的に決まったものではないということです。中身については、大阪松竹座から正式にプレスリリースされたと思うので、それが全てです」と話していた。

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