将棋の福間香奈女流王位=清麗、女王、女流王座、倉敷藤花=に大島綾華女流二段が挑む第37期女流王位戦五番勝負第1局が15日、兵庫・姫路市の旅館「里湯ひととき夢乃井」で指され、福間が158手で先勝。今年に入ってからタイトル戦番勝負5局目での初白星となり、棋戦8連覇と通算12期目の戴冠へ向け、幸先良くスタートを切った。

 振り駒の結果、大島の先手で開始した。戦型は角交換型振り飛車。福間は2筋でダイレクト向かい飛車とし「自玉の堅さ重視」で穴熊を組んだ。「中盤結構難しかったんですけど、ミスもあったんですけど自分なりに指すことができたかなと思います」と対局を振り返った。

 今年に入って女流棋戦で2勝6敗、一般棋戦で0勝2敗、棋士編入試験で0勝3敗の通算2勝11敗と調子が上がらず、女流棋戦では西山朋佳女流三冠とのタイトル戦での0勝4敗も含み、女流名人戦も自身初のタイトル戦ストレート負けで失冠していたが、ここはプライドを示した。「次は先後が決まっているので、しっかり準備して臨みたいと思います」と5月12日に札幌市で指される第2局を見据えた。

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