日本将棋連盟は21日、1月22日に肺炎のため亡くなった将棋棋士・加藤一二三さん(享年86)のお別れの会を6月6日に東京・渋谷区の将棋会館(渋谷区千駄ヶ谷1丁目18番5)で開催すると発表した。

 午後1時から行われる関係者の部では、名誉十段を追贈することも発表。

プロ棋士の段位は現在、四段から九段。加藤さんも最高位の九段だが、現役時代には十段戦(現在の竜王戦)に7回登場。第7期(1968年度)の十段戦で大山康晴十五世名人にフルセットの末に勝利し、初タイトル。1987年度まで続いた同棋戦で3度のタイトルを獲得するなど、ゆかりが深かった。連盟関係者によると「初めて獲得したタイトルで、本人にとって思い入れが強い」と説明。名誉十段は名人2期獲得の塚田正夫さん以来、2人目となる。

 加藤さんは当時史上最年少の14歳7か月でプロ入りし、77歳まで現役を続けた。日本将棋連盟は追贈にあたり、加藤さんの功績を「生涯にわたり将棋界の発展と普及に卓越した功績を残され、常に高みを目指していた」とたたえた。

 午後3時からは同所で一般の部も開催される。

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