将棋の藤井聡太名人=竜王、王位、棋聖、棋王、王将=に糸谷哲郎九段が挑戦する第84期名人戦七番勝負第2局が26日、青森・青森市「ホテル青森」で前日から指し継がれた。先手の藤井が89手で勝利した。

 一度もリードを離すことはなかったが「全体として形勢判断が難しい局面が多かった」と謙虚に振り返った。シリーズ通算成績は2勝0敗。次局に向け「一手一手考えて、よい将棋が指せるように頑張りたい」と意気込んだ。

 名人戦が青森で開催されるのは47年ぶり。藤井は棋士10年目、37回目のタイトル戦で初めての訪問となり「対局の前日から歓迎してもらえてうれしかった。お食事、おやつでも青森のものを楽しむことができた。景色も素晴らしく、良い状況で対局に臨むことができた」と感謝した。

 糸谷は16日の竜王戦3組2回戦で鈴木大介九段に勝利し、九段に昇段。昇段後、初の対局となったが、開幕局に続いて勝利とはならなかった。局後には「中盤でバランスが取りきれなかった。連敗だけど、ここから全局気持ちを込めて指したい」とコメントした。

 第3局は来月7、8日に石川・七尾市「和倉温泉 日本の宿 のと楽」で行われる。

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