シンガー・ソングライターの吉田拓郎(80)がこのほど、大阪・中之島のフェスティバルホールでコンサートを開催した。

 2022年末に音楽活動の第一線から退くことを宣言していたが、今年2月に自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「オールナイトニッポンPremium」で4月に愛知県芸術劇場と同所の2か所でコンサートを開催することを発表。

19年以来約7年ぶりにステージへ帰ってきた。

 開演時にはファン総立ちの大歓声で迎えられ、1970年代にリリースした「春だったね」「君が去りし後」、2009年に肺がんから復帰した際に制作した「ガンバラナイけどいいでしょう」などこれまでのキャリアを総括するような24曲を披露。自身の音楽人生を“一本の道”に表現したという「コントラスト」の歌唱前には、「ごめんね、いろいろ。ありがとうございました。とは言いながら明日もあさってもあるし、いっぱい生きなきゃいけないから元気でいようね、みんな」とメッセージを送った。

 大阪でのステージは20年ぶり。17年前の2009年にも予定していたが、体調不良で中止していたため、これまでも自身の番組で「やり残したことがある」と同地での公演を熱望していた。

 リベンジがかなった喜びを力に変え、約2時間半にわたって立ちっぱなしで歌唱。80歳を感じさせないパワフルな姿を見せつけ、メモリアルな2公演を完走した。

 〇…このステージの模様は今夏に動画配信サービス「U―NEXT」や、CS放送「TBSチャンネル」で公開されるほか、ライブ・ビューイング・ジャパン配給による映画館上映も予定されている

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