体操の世界選手権(10月17日開幕、オランダ・アムステルダム)代表2次選考、愛知・名古屋アジア大会(9月19日開幕)代表2次選考を兼ねるNHK杯は5月14日、東京体育館で開幕する。13日は公式練習が行われ、最終調整を行った。

 全日本個人総合選手権で史上2人目の6連覇を果たした2021年東京五輪個人総合金メダルの橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)は、会見で「体の調子も上がってきたし、ワクワク感がいっぱいある。今年はテーマにしているのは圧倒的に勝つというところなので2日間、ミスなく差を離して優勝したい気持ちがあるので、全日本からの1位というところは譲る気持ちはない」と意気込んだ。

 封印を解く。今大会は跳馬で個人総合では2021年の全日本以来となる大技「ヨネクラ」(伸身カサマツ2回半ひねり)」を使う。今年の国内初戦だった全日本は、3月14日に鉄棒の練習中に左肩を痛めて万全ではなかったため、回避したが今回は果敢に挑戦する。「足も肩の状態もいいし、練習からもすごくいい練習ができているので、狙っていけるかなというのはある。毎年使いたいなと思っていたが、全日本、NHK杯で跳ばないってことが続いていたので、今年はその壁を越えていきたい」と誓った。

 男子は全日本の得点を持ち点として2日間で争われるため、そのリードを持って岡と対峙(たいじ)する。今大会はそのライバルが2連覇中。アジア、そして世界に向けては連覇を止めて挑みたいところ。「NHK杯は23年から優勝から遠ざかっているので、今年はしっかり勝ちきって一番で代表入りしたなと思います」と気持ちを高めた。

 ◆世界選手権代表 男女ともに代表は5枠。

男子は全日本個人総合選手権の得点を持ち越して行われ、同大会のの上位3人が選出される。得点の半分を持ち越す女子は上位4人が代表入りする。男子の2位まで、女子の3位までの選手は今秋の愛知・名古屋アジア大会の代表も兼ねる。残りの枠は、団体総合で貢献できる選手が選出される。

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