体操の世界選手権(10月17日開幕、オランダ・アムステルダム)代表2次選考、愛知・名古屋アジア大会(9月19日開幕)代表2次選考を兼ねたNHK杯(14~17日、東京体育館)に向けた会見が5月13日、大会会場で行われ、4月の全日本個人総合選手権を初制覇した15歳の新星、西山実沙(なんばク)は、「全日本からコンディションを落とさないように練習してきました。どの種目も0・1まで拾えるように細かいところまで意識して練習してきました。

緊張もしているけど最後までやりきろうと思って、最後まで楽しめたらいいなと思う」とあどけない表情で話した。

 西山は15歳にして並み居る先輩たちを押しのけ「日本女王」の称号を手にした。上位を目指した昨年は8位に敗れ、その悔しさを胸に平日も一日5時間の猛練習を積み重ねて強化し、手にした頂点だった。周囲からの祝福は多かったと話し、「いろんな人に『おめでとう』と言われてうれしかったです」と恥ずかしそうに話した。

 2年後のロサンゼルス五輪に向け、今年を「世界で経験を積む年」ととらえ、世界選手権、名古屋アジア大会代表切符を目指している。「まだ世界選手権の代表の権利を持っていない。一番の目標である代表の権利獲得に向けて頑張りたい。周りの選手たちのことも意識しちゃうんですが、できるだけ自分のできる最大限の演技ができたらいいなと思っています」と力を込めた。

 ◆世界選手権代表 男女ともに代表は5枠。男子は全日本個人総合選手権の得点を持ち越して行われ、同大会のの上位3人が選出される。得点の半分を持ち越す女子は上位4人が代表入りする。男子の2位まで、女子の3位までの選手は今秋の愛知・名古屋アジア大会の代表も兼ねる。

残りの枠は、団体総合で貢献できる選手が選出される。

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