日本サッカー協会は15日、北中米W杯に出場する日本代表メンバー26人を発表し、広島から選ばれたGK大迫敬介(26)は下部組織から所属するクラブへの恩返しを誓った。「ホッとしている」が選出後の第一声。

「このサンフレッチェ広島でユースの時から成長させてもらった。育ててもらったクラブからW杯に行けることに意味がある。貢献し、いい報告がしたい」と意気込んだ。

 現在の日本代表を率いる森保一監督(57)が、広島のトップチーム監督としてJ1で優勝した2015年、大迫は故郷・鹿児島を離れて広島ユース入り。18年ロシアW杯には、日本代表の練習相手を務めるU19同代表のメンバーとして久保建英(当時FC東京)らと帯同し、大会の盛り上がりを肌で感じた。「練習から独特の緊張感だった。本気で目指したいと思った」。22年カタールW杯には届かず、その悔しさも糧にこの4年、定評あるシュートストップをさらに磨いた。

 広島からW杯日本代表に選ばれるのは06年ドイツ大会のDF駒野友一、14年ブラジル大会のMF青山敏弘以来、3人目。同じ初選出の鈴木彩艶(パルマ)、早川友基(鹿島)とのGKトリオで共闘する。大迫は「本気で目指したら(W杯選出は)かなうと体験できた。だからこそ選ばれただけでなく、結果を出したい。

先輩方が築き上げた結果を超えたい」ときっぱり。好敵手と競い合い、初優勝を狙う森保ジャパンを高みに押し上げる。(田村 龍一)

編集部おすすめ