北中米W杯(6月11日開幕)の1次リーグ第2戦で日本と対戦するチュニジア代表が15日、W杯に臨むメンバー26人を発表した。

*  *  *

 ドイツ2部カールスルーエに所属する19歳MFベン・ファルハトが選外となったことが、国内で物議を醸している。

 地元メディアによると、ラムシ監督はメンバー発表会見で「(ベン・ファルハトの)父親から電話で『息子を選ばないでくれ。彼にはまだ早い』と連絡があり、招集を拒否された」と告白。ラムシ監督は選手本人に意思確認の電話をしたが応答がなく、急遽別の選手を呼ぶことにしたと明かした。

 3月の親善試合で代表デビューを飾ったベン・ファルハトが、ドイツ代表の出場資格を持っていることが背景にあるという。複数の代表チームでプレーする権利を持っていた場合でも、FIFAの規定では公式戦(親善試合を除く)に出場すると、他の代表チームでのプレーは不可能となる。ベン・ファルハトは強豪ドルトムントからの関心が伝えられるなど、ドイツ国内でも有望株として知られている。

 26人のメンバーは海外組20人、国内組6人の構成に。MFではフランクフルトで堂安律と同僚のスキリ、14年ブラジルW杯優勝メンバーの元ドイツ代表MFサミ・ケディラの弟ラニ・ケディラらが選出。FWにはパリSGで将来を嘱望されるFWアヤリ、セルティックでFW前田大然と同僚のFWトゥネクティらが入った。G大阪のFWジェバリは落選となった。

 メンバーは以下の通り。

▼GKダーメン(スファクシャン)、シャマフ(クラブ・アフリカン)、ベンハッセン(エトワール・サヘル)

▼DFバレリー(ヤングボーイズ)、ネファティ(ノルシェーピン)、ブロン(セルベット)、タルビ(ロリアン)、レキク(マリボル)、アルス(カスムパシャ)、シカウィ(モナスティル)、アブディ(ニース)、ベンハミダ(エスペランス)

▼MFスキリ(フランクフルト)、ハジマフムード(ルガーノ)、ケディラ(ウニオン・ベルリン)、ベンスリマン(ノリッジ)、ベンウアネス(カムスパシャ)、ガルビ(アウクスブルク)、ハンニバル・メイブリ(バーンリー)

▼FWアヤリ(パリSG)、アシュリ(コペンハーゲン)、サード(ハノーバー)、シュワット(クラブ・アフリカン)、マストゥーリ(ディナモ・マハチカラ)、エルーミ(バンクーバー)、トゥネクティ(セルティック)

 ◆チュニジア代表 3大会連続7度目のW杯出場。

アフリカ予選を10試合で9勝1分けの好成績をマークし、失点はゼロ。堅守速攻を武器とする。監督は元フランス代表MFのラムシ氏。

編集部おすすめ