◆明治安田J1百年構想リーグ▽プレーオフラウンド1位決定戦第1戦 神戸5―0鹿島(30日・ノエスタ)

 神戸FW大迫勇也が芸術的なフリーキックを含む1試合3発で神戸が先勝した。

 狙い澄まして右足を振り抜いた。

前半28分、大迫はペナルティーエリア手前左から、ニアサイドのネットに突き刺した。

 後半5分にもFW武藤の素早いリスタートのスローインをダイレクトでボレー。ゴール左隅に流し込んだ。「(FKは)もう自信を持って蹴るだけでした。ここ5試合、ふがいない試合をしていたので、取り返そうと思って必死にプレーしました。本当に仲間に感謝したい」と振り返った。

 36歳のベテランは準決勝でアルアハリ(サウジアラビア)に敗れたアジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)から帰国後、リーグ7試合無得点とゴールから遠ざかっていた。「チームもバランスを崩していて、僕自身も点を取れなかったのは、すごい反省。だからこそゴールにこだわらないといけない」と飢えていただけに、最高の結果となった。

 チームは後半24分にもDFジエゴが左足で追加点を挙げると、同44分に小松がPKを決め、鹿島を突き放した。さらにアディショナルタイムにも左クロスから大迫が頭で押し込んだ。

 特別大会の“優勝決定戦”はホーム&アウェーの2試合制で、第2戦は6月6日にメルカリスタジアムで行われる。

勝者が来季アジア・チャンピオンズリーグエリートの本戦出場権を得る。24年のJ1と天皇杯以来となるクラブ5冠目タイトルへ、大迫が引っ張る神戸が大きく前進した。

編集部おすすめ