◆明治安田J1百年構想リーグ▽プレーオフラウンド1位決定戦第1戦 神戸5―0鹿島(30日・ノエスタ)

 東西の同一順位が対決する「プレーオフラウンド」の第1戦8試合が西地区クラブのホームで行われ、東の1位・鹿島、西の1位・神戸による“優勝決定戦”は神戸が5―0で先勝した。元日本代表FW大迫勇也(36)がJリーグ公式戦で自身初となるハットトリックをマークし、特別大会制覇に王手をかけた。

東のホーム開催となる第2戦は6月6日に行われる。

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 大迫、半端ないって―。北中米W杯への機運が高まる中、元日本代表のストライカーが圧巻のプレーを見せた。4―0の後半アディショナルタイム4分、右からのクロスを倒れ込みながら頭で合わせると、ボールは右ポストをかすめながらゴールへ。大迫はハットトリックを示す3本指を誇示しながら、ベンチメンバーが待つ輪の中に飛び込んだ。「仲間に感謝したいですね」。36歳のベテランFWは喜びに浸った。

 地域リーグで18試合9失点と堅守を誇った王者・鹿島との一戦。古巣との大一番に1トップで先発すると、前半28分に鮮やかな直接FKを沈めて先制点を奪った。後半5分にはFW武藤の素早いスローインをワンタッチで沈めて追加点。「2点取れれば十分だと思っていた」と3―0で迎えた後半44分のPKはFW小松に譲ったが「すごくいいボールを入れてくれたので、落ち着いて当てるだけでした」とアディショナルタイムにJリーグ公式戦で自身初となるハットトリックをマークした。

 ホームアンドアウェー方式で行われるため、まだ“前半”が終わったに過ぎないが、特別大会の優勝に大きく近づく先勝となった。

大迫は「次に向けていい準備をしたい。もうやるだけです」とキッパリ。大勝を誇りつつも、残り90分に目を向けた。

 ◆大迫 勇也(おおさこ・ゆうや)1990年5月18日、鹿児島・加世田市(現・南さつま市)生まれ。36歳。鹿児島城西高から2009年に鹿島入り。14年に当時ドイツ2部の1860ミュンヘンへ完全移籍し、同年6月に1部ケルン加入。21年夏、ブレーメンから神戸に完全移籍。日本代表では14年ブラジルW杯、18年ロシアW杯に出場。A代表通算57試合25得点。184センチ、75キロ。右利き。

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