◆プロボクシング▽WBOアジアパシフィック・スーパーライト級(63・5キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・李健太―同級1位・富岡樹(6日、後楽園ホール)

 タイトル戦の計量が5日、都内で行われ、WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者・李健太(30)=帝拳=はリミットの63・5キロ、挑戦者の同級1位・富岡樹(29)=角海老宝石=は63・1キロでともに1回でクリアした。初防衛戦を迎える李は「今回はすごくいい状態に仕上がった。

相手(富岡)は強豪との対戦経験が豊富だが、自分がこの先、上を狙うためにもしっかり勝ちたい」と抱負を口にした。

 守るものが増えたことで、自覚が芽生えた。4月に待望の第1子となる男児が誕生した。「練習ひとつにしても厳しい追い込みでも、今までだったら心折れているところが『楽だな』と感じるようになった。さらに強い追い込みができるようになって、強くなれたと思う」と愛息の話題には笑顔が絶えない。

 世界的には層が厚く、強豪ひしめくスーパーライト級。まだまだ世界のトップとは差があることは自覚しているが、国内ではほぼ無敵状態。「勝ちは当たり前、プラス内容でいきたい。中盤以降に弱らせて倒したい」と、目標の世界に向けてのアピールの場にする。

 挑戦者の富岡は4度目のタイトル挑戦。過去3度はいずれもライト級で、スーパーライト級でベルトを狙うのは初。「やれることはすべてやったので不安はない」と王座奪取に自信をのぞかせる。

李とは過去にスパーリングをした経験を持ち、最後に手合わせをしたのは「去年の3月で、その時のいい感触が残っている。倒しにいきます」と、強気な姿勢を押し通した。

 戦績は李が11勝(2KO)1分、富岡は戦14勝(5KO)6敗2分。

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