◆プロボクシング▽IBF世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・矢吹正道―レネ・カリスト(6日・愛知県国際展示場)

 IBF世界フライ級タイトルマッチの当日計量が6日、愛知・常滑市内のホテルで行われ、2度目の防衛戦に臨む王者・矢吹正道(33)=緑=は55・2キロ、挑戦者の同級3位レネ・カリスト(31)=メキシコ=は54・8キロでともにクリアした。

 IBFルールでは、当日計量はリミットから10ポンド(約4・5キロ)重い55・3キロまでの増量が認められている。

前日計量は矢吹が50・7キロ、カリストが50・5キロだった。

 矢吹は前日計量後に雑炊、夜は焼肉を食べてリカバリー。「昨日メシを食ってホテルに着いたら、55・3キロぴったりだった」という。当日計量を終え、試合までは「朝ご飯を食べて消化させてから、1、2時間ぐらい寝られたらいいかなと思う」と話し、V2戦に向け「やっと来たかという感じ。計量前日が一番ドキドキしている。試合日になると、あとはやるだけなんで」とリラックスした表情だった。

 矢吹は2024年10月にIBF世界ライトフライ級王座を獲得。昨年3月、同王座を保持したまま1階級上の同フライ級王者アンヘル・アヤラ(メキシコ)に挑戦し、12回TKO勝ちで日本男子初の世界2階級同時制覇を果たした。昨年12月にフェリックス・アルバラード(ニカラグア)を12回TKOで下し初防衛に成功。22年3月にWBC世界ライトフライ級王座の初防衛戦で寺地拳四朗(BMB)に3回KO負けして王座陥落して以降は、6試合連続KO勝利中だ。

 V2戦をクリアすれば、他団体王者との王座統一戦、さらには1階級上のスーパーフライ級に転向し世界3階級制覇に挑むという夢も膨らむ。5日の会見では「今はカリスト選手に勝つことだけを考えている。

勝ってから、他団体でも上の階級でもチャンスがあればどこでもやりたい」と話していた。

 戦績は矢吹が19勝(18KO)4敗、カリストが24勝(10KO)1敗1分け。

 興行はABEMAで独占ライブ配信される。

編集部おすすめ