バレーボール▽女子ネーションズリーグ(NL) 1次リーグの第1週カナダ大会 日本 3―1 (25―20、16―25、25―16、25―20)ウクライナ(5日、カナダ・ケベックシティ)

 1次リーグが行われ、世界ランク5位の日本は16位のウクライナを3―1で退け、開幕2連勝を飾った。1―0の第2セットは落としたが、主将の石川真佑(エジザジュバシュ)が両チーム最多22得点でけん引し、エース格の佐藤淑乃(ミラノ)が19得点、和田由紀子(アルシーツィオ)が16得点で続いた。

 主将の石川は「今日は個人的にサーブが反省点でもあったので、サーブで得点する本数も多くてそこは良かった。攻撃は決まっていた部分もあったけど、特に2セット目の入りは被ブロックが多かった」と冷静に振り返った。初登録で存在感を示したセッター・栄絵里香(SAGA久光)は「最初はすごく緊張したけど、得意プレーから入ろうと思って、ミドルを使いながら。途中からスタートと言われた時は思い切ってプレーしようと思っていました」と声を弾ませた。

 第1セット(S)は中盤までリードを許したが、石川のレフトからのスパイクなどで巻き返した。22―19の場面では、初登録の35歳のセッター・栄が途中出場し、同じSAGA久光所属のミドルブロッカー・荒木彩花とのコンビでクイック攻撃を決めた。第2Sは序盤から大量リードを許して取られたが、第3S以降、石川、佐藤、和田の強烈なスパイクで流れを引き戻し、勝利につなげた。

 アクバシュ・ジャパン2季目は、28年ロサンゼルス五輪を目指す重要なシーズン。NLでは主要国際大会で1977年のW杯以来、49年ぶりの「優勝」が目標。NLの後、8月のアジア選手権(中国)で優勝すれば、最短でロス五輪の出場権を得られる。NLでは今夏の大一番へ弾みをつける頂点を目指していく。日本時間7日は世界ランク10位のドイツと激突。

石川は「出だししっかり集中していく。相手は高いし、テンポも速いチームなので、サーブを攻めていくことが大事」と気を引き締めた。

 ◆ネーションズリーグ 女子は1993年からのワールドグランプリに代わる大会として2018年に新設した国際大会。18チームが参加し、3組に分かれて3週で1次L計12試合を行う。勝ち点は3―0、3―1で3点、3―2で2点、2―3で1点、1―3、0―3で0点。日本はカナダ、フィリピン、大阪で1次Lを戦い、成績上位7チームと決勝大会(中国・マカオ)の開催国が8強。24年大会で日本は銀メダルを獲得している。

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