女子野球の日本代表選考合宿が7日、都内で行われ2日の日程を終了した。8月に台湾で行われる第10回女子野球W杯グループステージ出場に向けたもので、42人の候補メンバーが紅白戦などを行った。

近日中に20人に絞り込まれる。中島梨紗監督(39)は「次世代の日本代表を任せたい選手もたくさんいた。勝負の世界なので漏れる選手がいるのは仕方ないが、もっと上を突き詰めてほしい。選手同士もきっと刺激をもらった2日間だったと思います」と語った。

 6人が参加した巨人女子チームからは、東ここあ(21)が初代表を目指す。「自分の力をレベルの高いところで試したい」と野球を始めてからの憧れの場所で、日頃のプレーが評価されて選考メンバー入りした。2日間では紅白戦3試合に出場し、計7打数3安打(2二塁打と1三塁打)4打点。遊撃守備でも好捕をみせ、「落ち着いてやれればと思っていたので、自分のプレーは出来たかな」と振り返った。日本のトップレベルが集まった合宿は得るものが多く、「ベテランの方からいろいろなことを吸収し、これからにつながる合宿でした」と語った。

 巨人のエース・清水美佑(28)は4回目のW杯を目指す。高校3年の16年大会に初選出、18年大会にも出場したがその後は代表の座をつかめず、前回の24年大会は故障者の代わりで出場。今度こそ実力で代表復帰をとパワーアップした。

4月には女子野球界初となる130キロを記録。「130に追われていた部分もあったので、(目標達成で気が楽になって)球の強さとか良い部分を出せたと思う」と、紅白戦1試合に出場して2回を1安打1失点で終えた。前回大会の後にベテラン組が大量に引退し、引っ張っていく世代。「結果を待つしかないですが、選ばれれば上から2番目の年齢、自分のことでいっぱいになっている場合じゃない」と引き締めた。

 合宿の最後に「みなさんがそれぞれ憧れに挙げた代表選手は、めちゃくちゃ練習し続けた。本当のアスリートになって世界一になりましょう」と語りかけた中島監督。「中南米など各国とも力を付けてきていて、どの国も打倒ジャパンでやってくる。引退した選手の穴を埋められるとは言い切れないので、これからの合宿で大事になってくる」というW杯8連覇に向けて動き出す代表20人は、近日中に発表される。

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