カーリング日本選手権 第5日(6月11日、神奈川・横浜BUNTAI)

 女子の2次リーグ(L)がスタートし、前回覇者で2月のミラノ・コルティナ五輪代表のフォルティウスが、今大会ここまで全勝のSC軽井沢クに7―8で逆転負けして決勝トーナメント進出へ崖っぷちに立たされた。

 午前中に行われた中部電力に2―8で敗れて迎えたこの日の2試合目は、小野寺佳歩がリザーブに回り、近江谷杏菜が入るなどメンバーを入れ替えて臨んだ。

第1エンド(E)はスキップ・吉村紗也香のドローショットが決まり2点を先制し、幸先いいスタートを切ったものの、第2Eで3点を奪われた。有利な後攻だった第4Eでもミスショットが続き1点をスチールされたが、第4Eで2点を取って4―4の同点にして後半へ。

 第5Eは不利な先行だったが、先に石を配置し、有利に進め相手のミスを誘って2点をスチールして初めてリード。第7Eでも強いナンバーワンストーンをつくり1点をスチールし、試合の流れを完全に奪った。第9Eで1点をスチールされ相手に粘られ、第10Eでまさかの1点スチールされ同点。延長にもつれ込んだが、吉村のドローショットが決まらず1点をスチールされ痛い黒星を喫した。

 相手は昨年の日本代表決定戦で対戦し、2連敗から逆王手をかけて下した20代中心の若いチーム。吉村は中部電力戦後「一つずつショットをつなげていきたい」と話していたものの、肝心なそのショットがうまくつながらず、1試合ごとに勢いを増した新世代チームに飲み込まれた。12日の2次L最終戦となるグランディール戦にすべてをかけて戦う。

 大会の優勝チームは、30年フランス・アルプス地域五輪に向けた日本代表選考会への出場権を手にする。

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