◆日本生命セ・パ交流戦 2026 オリックス4―1ヤクルト(11日・京セラドーム大阪)

 久々の感触が両手に残った。3点を追う9回2死。

ヤクルト・塩見泰隆外野手はオリックスの守護神・マチャドが投じた初球158キロのツーシームに反応。フルスイングから放たれた飛球は右翼フェンスを越えた。反撃の一発は24年5月3日の中日戦(神宮)以来となる約2年ぶりの本塁打。「前の打者を見ていて球がすごい速かったので、まずは振り負けないようコンパクトに早くタイミングを取ってということだけを意識していったら、本当にたまたま偶然当たった…」と謙そんしたが、塩見らしい豪快な一発だった。

 2年近い左膝のリハビリから復帰し、5月29日の楽天戦から1軍昇格。2年ぶりの一発を「本塁打自体はうれしいですけど、その前の打席だったり、(4回2死二塁の)チャンスの場面で三振したりとか内容があんまりよくなかった。反省してしっかり練習して、次に生かしたい」と前を向いた。

 チームは今季初の7連敗。連敗を止めるためにも塩見の力は必要不可欠だ。「誰かが1人というよりはチーム全員で戦っていかないと勝てないと思う。またチーム全員で戦って、その中で僕もしっかりチームのために貢献できるように打席に立とうと思います」。頼れる男が負の流れを変えてくれるはずだ。

編集部おすすめ