◆第97回都市対抗野球大会西関東地区2次予選第1代表決定トーナメント決定戦 東芝5―4日産自動車(11日・横浜スタジアム)
東芝が日産自動車を下し、2年連続46度目の都市対抗野球大会(8月26日開幕、東京ドーム)の出場を決めた。本大会では2010年以来16年ぶり8度目の優勝を狙う。
1点リードで迎えた9回2死。斉藤大輝二塁手が飛球をキャッチすると、東芝ナインはマウンドで歓喜の輪を作った。昨年の12月に主将に就任し、チームを率いてきた下山悠介内野手は「もうめちゃくちゃ嬉しい。本当に一人一人の力でつかんだ都市対抗だと思います」と喜びを爆発させた。
就任3年目で2度目の本大会出場を決めた大河原正人監督(43)は「泣かないと決めていたけど、あいさつをしてスタンドを見たときにこれだけの応援をしてもらっていると思ったら我慢できませんでした。支えてもらっているので、まず第一目標の予選突破ができてよかったと思います」と目を潤ませた。
大一番で投打がかみ合った。今大会好調の打線は初回、1死二塁から3番・斉藤の適時二塁打で先制すると、4回までに毎回の得点で4―0とし試合を優位に進めた。先発の松山仁彦は7回まで毎回の奪三振で8回2/3を投げ4失点と、気迫の投球を見せた。「先制点を取ってくれたおかげで余裕を持って自分の投球ができたと思う。今日はスライダーが打者の手元で曲がっている感じがあったのでそこが良かったかな」と振り返った。9回2死からは2019年に東芝からドラフト1位で西武に入団し、今季チームに戻ってきた宮川哲投手が登板。
本戦は全国の予選トーナメントを勝ち抜いた31チームに加え、前回大会の優勝チームで推薦枠として出場する王子(春日井市)の計32チームが出場。8月26日に東京ドームで開幕し、頂点を争う。2か月後の大舞台に向けて大河原監督は「この神奈川で勝ち抜くというのは、都市対抗でもトップを狙える力があるという証明だと思っているので。優勝だけを目指して、5回勝ちます」と意気込んだ。










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