巨人が、元中日でナショナルズ2Aハリスバーグの小笠原慎之介投手(28)と今季途中の入団で基本合意に達した。細部の手続きが完了次第、ナショナルズから正式にリリースされて退団し、帰国してチームに合流する見込みだ。
NPB通算46勝。先発として21年から4年連続規定投球回をクリアした。24年シーズン終了後に中日からポスティングシステムで米球界挑戦し、昨年はメジャーで1勝を挙げた左腕。今季はメジャー登板はなく先発としてマイナー3Aで3登板0勝1敗、防御率5・68。同2Aでは8登板2勝1敗、防御率2・15の成績を残していた。
巨人は昨年6勝のグリフィンがメジャーのナショナルズに移籍。その他の左投手で昨年の先発成績は井上が4勝8敗、森田が3勝4敗、横川が2勝0敗、石川が1勝0敗、又木が0勝1敗で、シーズンオフから「左の先発」を課題として整備を進めてきた。
その事情もありドラフト1位では即戦力左腕の鷺宮製作所・竹丸を1位指名。竹丸は開幕投手を務めて開幕戦勝利を挙げ、ここまで5勝と期待に応えている。竹丸と同学年の井上も5勝と奮闘。左投手では山城、森田、又木も白星はないが1軍で先発を経験した。そこに日米で経験豊富な小笠原が加わることで「左腕王国」形成が期待される。
先発では右投手では戸郷も3勝を挙げ、ベテランの則本、田中将、新外国人のウィットリーらも奮闘。山崎は右肩コンディション不良からの復帰へ順調に階段を上っている。
小笠原は巨人戦通算12勝12敗。プロ初勝利、プロ初完投、プロ初完封はいずれも巨人戦で挙げた。2年ぶりリーグ優勝、14年ぶり日本一へ電撃補強で層が厚くなる。
◆小笠原 慎之介(おがさわら・しんのすけ)1997年10月8日、神奈川・藤沢市生まれ。28歳。東海大相模で2、3年夏に甲子園出場。3年夏はエースとして甲子園優勝。15年ドラフト1位で中日入団。25年1月にポスティングシステムを利用してナショナルズと2年契約。今季は主にナショナルズ傘下2Aハリスバーグでプレー。










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