カーリング日本選手権 最終日(6月14日、神奈川・横浜BUNTAI)

 男子の決勝は、昨年覇者のSC軽井沢クが、女子のロコ・ソラーレの弟分ロコ・ソラーレを6―5で破って、2年連続12度目の優勝を果たした。

 昨年と同カードとなった頂上決戦。

序盤は相手のペースで進んだが、後半に入って一変。5―5で、不利な先行だった第6Eで1点スチールしてリードし、第7Eで1点を取られたものの、第8Eで2点を奪ってリードを広げた。第10Eで勝利が決まるとスキップ・山口剛史が絶叫し、その後、去年に引き続き涙を流した。

 山口は「大会前は圧倒的に勝てるなと自信があったが、この大会に入ってから氷に合わせた作戦を取ることができなかったり、チームをまとめ上げることができなくて、苦しい時間が長かったが、その中でもチームの目指すものは同じだと思って最終日まで向かってきた。最後の1試合にワンショットずつをつなげられたのはすごく良かった。苦しかった。そのぶん、うれしさってところで涙が出ました」と喜んだ。

 2次リーグはまさかの4位通過だったが、決勝トーナメントに入り、調子を上げ「定位置」まで駆け上がった。「しっかり優勝して日本代表権の出場権を渡さないというのが目標だったので、それもひとつ達成できてよかったな」と話した。今大会の優勝チームに30年五輪の日本代表決定戦の出場権が与えられるが、3月の世界選手権に出場しており、すでにその権利を保有しており、現時点で五輪への挑戦権を持っているのはSC軽井沢クだけだ。

 昨年、日本代表として戦ったミラノ・コルティナ五輪最終予選で敗退し、五輪出場は逃した悔しさは忘れてはいない。「世界ランキング的には16位くらい。

これでオリンピックにいけないことは分かった。チームとしてはトップ10に入ってこなければいけない。だからこそ男子としては完全に向けていかなければいけないなと思う。世界ランキング的にはトップ5、世界選手権ではメダルを獲得しておきたい。世界選手権の場数を踏むのは経験値を増やすため。そのため、ワールドランキング、今回の日本選手権の結果は日本代表になるために必要になる。全部相手を上回っていきたい。30年オリンピックを狙う。出るだけじゃなくて結果を残す。準備して圧倒的な強さを示して4年間を過ごしたい」とチームは最強を目指し、4年後へ走り出した。

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