◆サッカー北中米W杯▽1次リーグF組 日本2―2オランダ(14日、ダラス競技場)

 【ダラス(米テキサス州)14日=ペン・岩原正幸、金川誉、後藤亮太、岡島智哉、カメラ・今成良輔、山崎賢人】1次リーグ初戦に臨んだ日本は、強豪オランダと2―2で引き分けた。後半にMF中村敬斗と鎌田大地がゴールを挙げ、欧州の強豪に2度追いつく執念を見せ、大きな勝ち点1をもぎ取った。

MF堂安律は主将マークを巻いて先発し、攻守で奮闘。堂安の試合後の一問一答は以下の通り。

 ―試合の感想を。

 「非常にタフなゲームになりましたし、予想通りのゲームになりました。準備したことを全て話し合いながら、失点した後もチームで集まりながら、話し合いながら、じれずにやれたのは、技術とか、戦術どうこう関係なく、メンタル的に非常に成熟したチームになっていると思いますし、かなり手応えのある勝ち点1つだったかなと思います」

 ―失点した後に仲間を集めていたが、何を話していたのか。

 「やっぱり2点差にならないことが非常に大事なので、2点差にならなければ今日みたいに最後の5分で、必ず相手チームはメンタル的に引くので、押し込める時間があるのは(22年)カタール(W杯)の時から僕自身、分かっていたわけですし。それを試合前から準備できたので、チームの約束事じゃないですけど、失点した後、得点した後に集まろうという話をしたので。ポジティブにやれた」

 ―我慢の時間もあったがプラン通り。

 「もう少し前に行けたらという思いはありましたけど、相手もしたたかになってきましたし、相手も今までのオランダっぽくないというか。崩れないで、じれずに彼らもやってきたので。昨日も言いましたけど、我慢比べのゲームだったかなと思います。僕としては周りを見れば元チームメイトばっかりですし、こいつらウザいなって思いながらやっていましたし、守備的に追われることが多かったですけど、やることやろうと思ってやっていたので。

とりあえず勝ち点1は大きい」

 ―主将マークを巻いた。

 「このキャプテンマークは、キャプテンは遠藤航のものなので。僕自身それを重く考えるよりも、今自分ができることやろうと思っていました。ただ、チームを見れば、(吉田)麻也くんもいるし、板倉滉もいるし、ハセさん(長谷部誠コーチ)もいるし、10番でいったら(コーチの)名波(浩)さんもいるし、俊さん(中村俊輔コーチ)もだし。周りを見れば恐縮というか、そういう立場でやらせてもらっているのは非常にハッピーなことではあるので、すごいポジティブで試合に臨もうと思っていました。もう全てを出し切るつもりだったので初戦で勝ち点を取れて良かった」

 ―相手は強力なウィングがいた。

 「皆さんどう見えたかわかんないですけど、シャドーでタケ(久保建英)と(前田)大然の頑張りが、今日は彼ら2人がいなければ、おそらく持ってないと思います。彼ら2人が僕的には陰のMVPだと思うので。僕が縦を切って中に行けばタケが見るっていうのは、チームとして練習した。ほんとに素晴らしい働きをしてくれた」

 ―押し込まれたときは5バックにしたり、4―4―2にしたりよく準備できていた。

 「どの想定が来ても準備はしているので。このチームは崩れることがない」

 ―小川(航基)が決めたが、どういう感情になったか。

最後は鎌田のゴールになった。

 「俺にとってはお前のゴールやって言いましたけど。本当にずっと今まで一緒にやってきた戦友なので、次の試合はおそらく彼がちゃんとゴール取ってくれると思いますし、一緒にもっとピッチに立てることがあれば一緒に全力を出したい」

 ―遠藤の離脱があり、メンタル的にチームの変化は。

 「いろんな選手がW杯の覚悟みたいなことをみんなの前で話し合った上で、初めてこの大会に出る選手も少なからず同じテンションにはなれないと思うんですけど、少なからずそれを感じながら準備してくれたと思います。今日の試合を見てくれたら誰もがおそらくやめられないな、サッカーは、と思ったと思うので。もう本当にみんなも緊張したと思いますけど、最高ですね」

 ―前半の(中村)敬斗の決定機。堂安が外に持って(渡辺)剛が中に入った。ハクポが全くついてこられていなかったが、どう準備したか。

 「ビッグクラブでプレーする選手は攻撃でスペシャルなものがある分、おそらく守備が少なからず免除されていて、それが1つの狙いになっていますし。日本代表はそれが許されない。とはいえ、彼らはやってきた方だと思います」

 ―円陣ではどういう声かけがあったか。

 「2失点目、2点差はないということと、それとも同点に取りに行くために少しリスクを負ってマンツーマン気味にプレッシャーかけた方がいいのかっていうのをすり合わせながら。

みんなの意見は行かない、絶対に失点しなければ絶対に追いつけるというか、多分みんなの感覚です。おそらく見てても前に行ってなかったと思う。そこはじれずにやれた」

 ―試合前は。

 「それは内緒です」

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