静岡県は19日、2026年冬季ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード女子パラレル大回転で6位入賞した掛川市出身の三木つばき(23)=浜松いわた信用金庫=と、パラリンピックの2種目で入賞した牧之原出身の坂下恵里(34)=三菱オートリース=に知事特別表彰を授与した。鈴木康友知事から2選手に賞状などを手渡された。

 雪がめったに降らない温暖な静岡出身の2選手が、世界の“祭典”で活躍した。三木は「県民の皆様に応援をいただいたおかげで6位入賞で帰って来られた。ただ、優勝を目標にしていたので悔しい思いもあります」と、正直な胸の内を明かした。それでも、「4年後に向けて、そしてこの4年間、ウインターの明るい話題を県民に届けられるように、坂下さんと頑張っていきたい」と、あいさつした。

 日本女子選手として初めてパラリンピックのスノーボード日本代表に選ばれた坂下は、バンクドスラロームで7位、スノーボードクロスで8位と2種目で入賞を果たした。「(日本初の)名を刻めたのは誇りに思う。地元から本当に多くの声援をもらい、私の胸の奥まで届いてすごく励みになりました」と、県民の応援に感謝した。

 同じスノーボード競技で世界を沸かせた2人。意外にも今回が初対面だというが、今後の目標は両者とも同じだ。三木が「今度はメダルを下げて(県庁に)戻ってきたい」と、言えば、坂下も「4年後のメダルへ日々精進していきたい」と、前を見据えた。静岡育ちの日本代表コンビが次回の「オリパラ」に向けて、さらなる成長を誓った。

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