俳優・本木雅弘が19日、都内で主演映画「黒牢城」(黒沢清監督)初日舞台あいさつに出席した。

 籠城作戦により密室となった城で起きる怪事件を描く。

本木は城主で戦国武将の荒木村重を演じる。時代劇出演は、斎藤道三役を好演した2020年のNHK大河ドラマ麒麟がくる」以来6年ぶりとなる。

 本木は、初日を迎え「公開され、作品は新たな航海にこぎ出し、私の後悔が始まる。いつも(公開後に)『もっと(芝居を)こうすれば、ああすれば』と思うわけです。“こうかい”の連鎖、連鎖です」と自虐を交えながら、作品の封切りを喜んだ。

 黒沢監督はとあるシーンの撮影合間に、本木が「(殿様役は)向いてない」と漏らしたことを告白。監督は「向いてないと正直に言えること、大スターってこういうことなんだなと思いました」と感嘆。「肩肘張ったりせずに思ったことを素直に口にしていいんだと。その瞬間、荒木村重ってそういう人だったんだろうなと思いました」と、本木の姿に主人公を重ね合わせたことを振り返っていた。

 イベントには、共演の菅田将暉吉高由里子、Snow Man・宮舘涼太、オダギリジョーらも登壇した。

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