◆米大リーグ ロッキーズ2―1パイレーツ(20日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ロッキーズ・菅野智之投手(36)が20日(日本時間21日)、本拠地・パイレーツ戦に先発し、6回85球を投げ、先頭弾を浴びながら4安打1失点、5奪三振の好投を見せて、6月に入って自身無傷4連勝となる8勝目(4敗)の権利をつかんだ。

 パイレーツの先発は、昨年サイ・ヤング賞に輝いたスキーンズ。

24歳の怪物右腕相手にも負けず劣らない粘投を見せた。初回は先頭のホルウィッツに対し、初球を打たせて三塁側ファウルゾーンへ力ないフライが飛んだが、三塁手のカストロがまさかの落球。するとカウント2ボール、1ストライクから4球目を右翼席へ運ばれて、先頭弾となる不運に見舞われた。2番のラウにも右前安打を許したが、1死一塁から2者連続三振を奪うなど追加点は許さなかった。すると、1回裏には先頭のマッカーシーが中堅へのランニングホームランで先頭弾を”お返し”して、すぐに追いついた。

 1―1の同点となった2回は1死からマンガムに右翼線へ二塁打を浴びたが、後続を抑えた。3回も先頭のホルウィッツに右前安打。走者を背負ったが、無失点。3回裏にはラムフィールドの左前適時打でリードをもらった。2―1となった4回はこの試合初めての3者凡退に抑えた。5、6回も1人の走者も許さず3イニング連続の3者凡退。3回から12者連続アウトで8勝目の権利をつかんだ。

試合は2―1のまま進み、9回は2死満塁のピンチを迎え、三塁への内野安打で追いつかれたかと思いきや、走者が三塁手の目の前を横切ったことで守備妨害でアウトとなり、まさかのゲームセットとなった。

 2日(同3日)の敵地・エンゼルス戦から4登板連続での勝利。日本人投手では山本、大谷(ともにドジャース)の7勝を上回って単独トップに浮上。今季30球団最遅となる30勝目を挙げたチーム内でも単独トップの白星だ。さらにリーグ内でも10勝でリリーフながらトップのアシュビー(ブルワーズ)、9勝のサンチェス(フィリーズ)に次ぐ3位タイとなった。

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