7月11~15日に台湾・台中で開催される「ワールド カレッジ ベースボール チャンピオンシップ」に臨む侍ジャパン大学日本代表の選考合宿が21日、神奈川・平塚で行われた。第2日目となるこの日は2試合の実戦形式練習が実施された。

 首都大学リーグの剛腕が猛アピールだ。この日の第2試合で先発した日体大の変則右腕・馬場拓海投手(4年=福岡大大濠)は、右打者の内角にシュートして食い込む直球と、外角に大きく逃げるスライダーを操り、2回完全投球で3奪三振の圧巻投球。

 「自分はどこに行ってもいないタイプだと思うので、自分の特徴を引き出せたらいいなと思って、今日投げられました」と笑顔で振り返った。

 ネット裏に集まったスカウト陣からは「球の出所がわかりにくい上に、球が強い。右打者にとっては怖さがあって、打ちづらいと思う」との声もあがり、評価を高めた。

 馬場の最大の特徴は独特の投球フォーム。自身は「スリークウォーターだと思っている」と語る、サイド気味のフォームから投じられる直球は威力抜群。曲がり幅の違う2種類のスライダーも武器だ。

 今後の進路は「プロ一本」。自身初の大学侍へ「右(打者)の方が自分は強いと思っているので、そこを一番使えたら。レベルの高い選手がたくさんいる中で、自分が選ばれるように、周りの選手から吸収して成長につなげられたら」と意気込んだ。

 ◆馬場 拓海(ばば・たくみ)2004年12月20日、佐賀県佐賀市生まれ。

21歳。小2の時に諸富北小で野球を始める。諸富中では佐賀フィールドナインに所属。福岡・福岡大大濠では2年春に甲子園出場。日体大では1年秋にデビュー。憧れの選手は高校の2学年先輩の山下舜平大(オリックス)。184センチ、88キロ。右投右打。

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