◆第108回全国高校野球南北海道大会▽2回戦 駒大苫小牧13―0苫小牧高専=5回コールド=(23日・とましんスタジアム)

 19年ぶりの夏の甲子園出場を目指す駒大苫小牧が13―0の5回コールドで苫小牧高専を下し、初戦を突破。3回戦~準々決勝が開催される函館行きを一番乗りで決めた。

 1回から打線がつながった。3安打3打点をマークした2番・坂本唯斗二塁手(3年)の適時打で先制すると、4番DH・野本洸志(3年)、5番・白川広大一塁手(3年)の連続適時打などで加点。打者一巡し、2死三塁から坂本がこの回2本目の適時打を放つなど、いきなり8点を奪って主導権を握った。

 今夏から地区予選が廃止となり、トーナメントが一本化された。そのため、駒大苫小牧が地元の苫小牧・とましんスタジアムで試合をするのは1戦のみ。札幌、函館開催の3回戦~準々決勝は約250キロ離れた函館で試合を行うため、夏の初戦では異例とも言える全校応援が実施された。「とましんスタジアムで夏の大会が1試合しかないということで、金野校長が気遣っていただいて実現した。すごくうれしかった。長年やってきた身としては、(苫小牧での試合が)最後なんだなという感じはする。さみしいですね」と佐々木孝介監督。右翼スタンドからの大声援を受けながら、今夏最初で最後の苫小牧での白星を手にした。

 次戦の3回戦(ベスト32)は7月8日。

鵡川―苫小牧東の勝者と対戦する。函館の隣町・七飯町で生まれ育った坂本唯にとっては地元凱旋(がいせん)で、家族や親戚などが球場に集結する予定だ。

 北広島のエスコンフィールド北海道で開催される準決勝に進めば、再び全校応援が実施される可能性もあり、「地元でやるのはうれしいけど、そこに満足していたら結果は出ない。そこは関係なくチームプレーでやっていきたい」と背番号4。函館で3試合を勝ち抜き、心強い応援団とともにエスコンに乗り込む。

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