【ダラス(米テキサス州)25日=岩原正幸】日本代表は25日(日本時間26日)、最終第3戦でスウェーデンに1―1で引き分け、勝ち点5のF組2位で3大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。森保一監督にとっては、22年カタール大会(16強)に続く、1次リーグ突破。
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23年からの第2次政権では「世界一」の目標を公言した。よりボール支配を高め、同年6月以降は10連勝を記録した。23年9月にはカタールW杯でも破ったドイツを相手に敵地で4―1で快勝するなど、進化を見せた。24年1~2月のアジア杯ではベスト8で敗退したが、24年9月から始まったアジア最終予選では、昨年3月に3試合を残し史上最速でW杯本大会出場を決めた。10試合で30得点3失点と圧倒的な強さだった。
25年6月以降は、チームの底上げを目的に選手層、戦い方の幅を広げた。「レギュラーと同等の実力を持つ、2~3チーム分の戦力を整える」と、これまで出番のなかった選手や若手を積極的に起用した。
昨年10月には国内でブラジルに2点差を逆転し、今年3月には敵地でイングランドから、ともに歴史的初勝利を挙げた。今回のW杯では26人中、カタール大会の経験者が13人。大会直前に主将のMF遠藤航がけがで離脱する緊急事態にも、サポートメンバーの前回W杯主将・DF吉田麻也、メンター(精神的支え)としてチームに帯同するMF南野拓実、W杯5大会出場のDF長友佑都、新主将のDF板倉滉らを中心にチームが崩れることはなかった。
初戦のオランダ戦では、前田大然の左シャドーでの先発や、終盤の4バックへの変更など、指揮官の采配がさえ、強豪相手に2度追いつく粘りを見せ、2―2で貴重な勝ち点1を手にした。
続く第2戦・チュニジア戦ではMF久保建英を左膝負傷で欠く中、右シャドーに好調のMF伊東純也、直前で三笘薫を欠き、懸案だった左シャドーには1年ぶりにボランチの鎌田を1列前で起用。鎌田の先制点、エース・上田綺世の2得点の活躍など、日本史上W杯最多の4得点で大会初勝利。森保監督は「W杯1000試合目の記念となる試合。世界中が見てくださった試合で勝利を飾れてうれしく思う」と喜んだ。2戦を通じて26人のメンバー中22人をピッチに送り、多くの選手にW杯の雰囲気を経験させた。チーム一丸で世界一を取りにいく今大会。まずは第一関門の1次リーグ突破を果たした。
◆北中米W杯の順位決定方法
▽1位&2位 ⑴総勝ち点数、⑵当該チーム間での得失点差、⑶同総得点数、⑷1次L全試合での得失点差、⑸同総得点数、⑹フェアプレーポイント(選手及びチームスタッフ)、⑺最新のFIFAランキングの順に従って決定
▽3位通過チーム 全12組の3位チームのうち上位8チームが進出。各組で獲得した勝ち点数を基準にし並んだ場合は、⑴1次リーグでの得失点差、⑵同総得点数、⑶フェアプレーポイント、⑷最新のFIFAランキングの順に従って決まる

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